【不動産 売却】分譲マンションの売却の流れや相場・ポイントを解説

所有している分譲マンションを売却する際、一件ではなく数多くの不動産会社に依頼をして売却価格を精査する必要があります。相場状況は常に変動するため、どのような形で売却をするのが大きなメリットあるのかここで見ていきます。

分譲マンションの売却の流れとポイント

まず所有されている分譲マンションの場合、ローンを完済しているのか・そうではないのかで売却の流れは大きく異なります。

完済をしている場合ならスムーズに売却をすることができ、比較的相場も安定しているのがポイントです。この際は最低でも4件程度の不動産会社に依頼をして、見積もりを提示してもらうのが良いでしょう。

ローンの支払いがまだ残っているときは、必ず購入した不動産メーカーを仲介するスタイルで売却をしないといけません。その理由は、相場状況に応じては全額返せない可能性が残りからです。売却の流れは不動産メーカー側が一度調査をすることになるので、2ヶ月以上は手放せないのが基本です。

分譲マンションなので室内の現状維持をする必要はありませんが、床や壁などに大きな傷があるのであれば、その分の減額をなされるので、相場状況が大きく低くなる可能性があります。売却を考えている方はこの点を注意しましょう。

少しでも高値で手放すためのポイント

お手持ちの分譲マンションを少しでも高値で売却をしたいという場合は、限りなく新築と同等の室内環境を保つことが大切です。ここでそのポイントをピックアップすると、まずキッチンや浴室・トイレといった水回りの設備をよく観察しましょう。

水垢がある・タイルが取れているだけでも相場状況は大きく下がってしまう恐れがあります。このまま不動産会社に査定を出すと、低い金額の買取金額しか提示をされないため、ご自身で掃除をしたり修繕をすることをおすすめしましょう。

もうひとつのポイントは、新築から何年目で売却をするのかという点です。10年程度しか期間が経っていないのであれば、約80パーセントほどの売却金額を提示されるのが一般的です。

もしローンが残っているのであれば、満額の80パーセントを補填することができるため、残りの返済金額の負担を大きく緩和ができることを念頭に置いておくといいでしょう。

売却時のポイントは現状維持を心掛けること

分譲マンションを手放す際は、ローンの有り無しで売却の流れが大きく異なります。また室内の現状維持に努めることで不動産の査定にも大きく影響を与えるので、維持に努めることです。