【不動産 売却】不動産の売却時に必要な書類をスケジュールに沿って解説

不動産売却の際には、売却時に必要な書類や引き渡し時に必要なものがあるため準備しなければなりません。不動産会社に事前に必要なものを確認しておき、スムーズな契約が行えるように計画的にそろえることが大切です。

不動産売却時に必要なものを計画的にそろえる

不動産売却というのは日用品や家電製品などを購入するのとは訳が違い、大きな取引を行うためさまざまな書類を必要とします。不動産の売却では売主が不動産会社に依頼して、査定額などに納得できれば媒介契約を締結。その後販売活動が始まり、ホームページに掲載されたり広告活動が行われて購入希望者を探します。

買主が見つかると契約をして、決済が行われ、引き渡しとなります。売却が進められるタイミングに合わせて、必要となる書類が異なります。何か一つ欠けてしまうとこの流れを円滑に進めることが困難になります。

また書類によっては、交付可能な曜日や時間が決まっていることも。仕事が休みの日にしが行けない場合は、また次の休みを待たなければなりません。

不動産の契約は売主、不動産会社による仲介、買主の間で行われます。不動産会社や買主の都合もあることですし、事前に確認をとり不備のないように準備しておくと良いでしょう。

売却時に必要な書類と引き渡し時に必要なもの

売主が売却時に必要な書類はいくつかあります。土地や建物の登記済権利証または登記識別情報、測量図、実印や印鑑証明書、固定資産税・都市計画税納税通知書、建築確認通知書・検査済証、印紙や印紙代、本人確認書や仲介手数料など、売却する不動産の形態によって多少異なります。

印鑑証明書や印紙など比較的容易に手に入れられるものもありますが、登記済権利証や登記識別情報は再発行できません。万が一無くしてしまった場合でも、対処法がありますので不動産会社に相談すると良いでしょう。

引き渡し時に必要なものは、銀行口座書類、抵当権等抹消書類、住民票、売却物件の鍵、仲介手数料の残りなどです。

抵当権等抹消書類は銀行などの金融機関で、住民票は市区町村役場または条件によってはコンビニエンスストアで入手可能です。仲介手数料は1度に全額を支払うのではなく、2度に分けて50%ずつ支払うのが一般的となっています。

必要な書類は早めにそろえておこう

不動産売却では事前に必要なものを計画的にそろえることで、滞りなく契約が進められて気持ちの良い取引となります。必要な時に準備ができていなくて余計な手間がかかったり、時間のロスがないようにしたいものです。