ずいぶん以前から住んでいた住宅を売却する場合や、親から譲り受けた不動産を売却する場合には、売却価格は最大の関心事と言えるかもしれません。この価格が少ないと、あまり売却するメリットはないといえます。
しかし、それなりの価格になれば売却するメリットも大きいと言えるでしょう。そこで不動産売却の評価額等を見ていく必要があります。
不動産売却の評価格の種類や不動産価格の関係
不動産売却をする場合、どれぐらいの金額になるかは、不動産売却の評価額によって決まります。この評価額は、路線価や公示価格あるいは固定資産税評価額等によって決まるとされています。それ以外にも実勢価格等がありそれぞれ違う基準になっていますが、概ね大きく違いが出る事はありません。
一般的にどれが用いられているかと言えば、路線価が用いられています。この路線価を見ることにより、おおよその不動産の価格が分かるでしょう。このような評価格の種類のうち、路線価に関してはインターネット上で見ることができます。
通常その道路に沿った金額をおおよそ同じになっており、単位は1平方メートルあたりの金額になります。1000円単位で記入されているため、110となっていれば1平方メートルあたり210,000円であることを意味しているわけです。
ちなみに、日本の平均は1平方メートルあたり49程度になります。不動産価格の関係や売却価格との違いなどを知っておくと良いかもしれないです。
不動産価格の関係や売却価格との違いはどうか
不動産価格の関係を見ていくと、不動産価格と評価額の関係は概ね一致していると言えるでしょう。正確に言えば、不動産価格を見る時評価額を見るため評価額が基準になるのは間違いないところです。これに対してもう一つ問題があるとすれば、評価額と売却価格の関係になります。
売却価格との違いは多少生じると言っても良いかもしれません。評価された金額よりも高い金額で売却することが多くなります。例えば、その不動産が20,000,000円と評価された場合でも、20,000,000円で売るわけではありません。実際には、3割増位の金額で売却されることがほとんどです。
何故かと言えば、そこに税金や不動産会社に支払う手数料なども含まれるからです。つまり、購入する側はあくまで路線価を参考程度にした方が良いかもしれません。ただ、かなり詳細に知りたい場合には直接不動産会社に問い合わせてみるのが良いです。
不動産売却と評価額について理解しよう
今から不動産を売却する場合、あるいは相続した場合で売却する場合は、評価額が重要になります。この評価額によって、その不動産の価値が変わってくると言えるでしょう。評価格の種類は、路線価と公示価格あるいは固定資産税評価額等が存在しています。